■ 導入製品: Parallels Desktop for Mac Business Edition:10 ライセンス
Flextivity Secure:14 ライセンス
ディフェンスプラットフォーム ホームエディション:9 ライセンス
TechTool Pro 8 10 ライセンスビジネスパック:1 ライセンス
■ 導入時期: 2015年 2月 2日
■ 導入インタビュー: 2015年 4月 17日
■ ユーザ様: 株式会社エス・アイ・エス:飯田社長
:藤田様
■ インタビュアー: act2 服部
服部:
社長、お久しぶりです。さて、本日は事例インタビューとしてお伺いさせて頂きました。御社の場合、弊社が取り扱いしている法人様向けのソリューション、仮想化・Mac and Windows 用のセキュリティ・メンテナンスツール、これら全てを導入頂いております。
飯田社長:
そうそう、お得意様です!
服部:
いやいや(笑) 最初は各製品のバージョンアップについてという感じでお問い合せを頂きましたね。
飯田社長:
そうでしたね。うちは Mac がメインなんですが、Windows 環境でしか動かないシミュレーションソフトがあるので、元々 Parallels Desktop を 8 本 Amazon で単体で購入していました。TechTool Pro も ver 5 を act2 さんから購入していたりなどしていたのですが、個別にバージョンアップなどをしていくのが面倒くさいという理由から相談させて頂いたのがきっかけでした。
服部:
お問い合せ頂いた後にすぐにコンタクトを取り訪問させて頂きましたね。最初に Parallels のお話を中心にさせて頂いた記憶があるのですが、色々お話をお伺いするとセキュリティに関しての問題意識や "何かしなければいけない" という危機感的なものが非常に強かったですね。
飯田社長:
今までは Mac に対して少なからず安全神話を抱いていたことは事実ですね。どこかで "Mac は大丈夫" という意識があったと思います。ノホホンとしていました(笑) ただ、最近非常にこの手のニュースが目立ってきた... 仕事で Mac を使う身としては "何か対策をしなければ" という危機感が日に日に増してきていました。
服部:
なるほど。社長の話を伺い、「こんな製品はどうですか?」という感じでご紹介させて頂いたのが Flextivity であり、仮想環境の Windows 用セキュリティ対策であるディフェンスプラットフォーム ホームエディションでした。
飯田社長:
はい、今の自社の悩みが解決できるかもしれないソリューションをぱっと紹介されましたね。正直驚きました。
服部:
今回、御社に Flextivity のご紹介をはじめ、単体の Parallels Desktop から Parallels Desktop for Mac Business Edition への切り替えをご提案した一番の理由としては、"管理の簡素化" という部分が非常に強かったんです。御社はこの赤坂のオフィスとは別に戸田に工場をお持ちです。お話を伺うと、Mac の台数やその使用者、インストールされているアプリケーションなどは全て社長の頭に入ってらっしゃった。ただ、それも完璧ではなかったですよね。
飯田社長:
人間ですから全ては把握できません...
服部:
Parallels Desktop がインストールされている Mac を確認した際も、FaceTime で戸田工場の方とやり取りをしていていましたね。「そっちは Mac 何台だっけ?」「Parallels を使っているのは誰だ?」的な感じで。私は 15 分〜 30 分くらいはそのやり取りを眺めていました (笑) 後日、藤田さんが Mac の全体台数からその使用者、Parallels がインストールされている Mac まで網羅できるエクセルシートを作成してくれましたね。
藤田様:
はいはい(笑)
服部:
でも、実際には多いんです。Windows が基板システムであれば、ガチガチに管理していたりとか専任の担当者・部署もあったりする会社さんも多いんですが、御社のように Mac がメインで中規模なところは、ちょっとお詳しい方に任せっきりという現実があります。
飯田社長:
そもそもうちには詳しい人間はいません。だから私がしょうがなくすべて管理していたんです。Flextivity や Parallels Desktop for Mac Business Edition の話を聞いていると、Web 上で管理画面もしっかり用意されている。 Flextivity に関してはセキュリティといった、今の悩みも解決できるかもしれない。これで管理面も含めて "余計な事は考えなくていいな!" と思いました(笑)
服部:
実際にこれらの製品を導入してみてどうでしたか?今の管理者は藤田さんですか?
藤田様:
はい、私です。Flextivity の設定は簡単でしたね。管理画面からインストールしたい Mac にインストーラのリンクをポイって送るだけですから。工場の方には「手が開いている時にメールリンクからインストールしてください」と事前に伝えていました。インストールされた Mac は管理画面に <新規> として追加されるので、後は <承認> ボタンをクリックするだけでした。忙しい時期でしたが、ほんの数ステップでインストールが完了できましたね 。※1
※1 導入時期、工場は八王子から戸田への移転準備等で非常にバタバタしていました
服部:
この Flextivity をはじめ、Parallels Desktop for Mac Business Edition でも、インストールされている Mac やライセンス使用状況を一括管理できるようになっています。かなり管理の手間は削減されたと思いますがどうですか?
藤田様:
一応管理は社長から任されていますが、私がやることとすれば、Flextivity や Parallels Desktop for Mac Business Edition の Web の管理画面を確認するだけです(笑)
服部:
ああ、なるほど。ソフトウェアが勝手にやってくれると(笑) でもその考えはあながち間違いではないですね。 そこが御社にお勧めした一番の理由ですから。失礼ですが、藤田さんは Mac に関しては明るい方ですか?
飯田社長:
いや、全然!特定のアプリケーションに対しては強いですが、後はさっぱり。
藤田様:
Mac は学生時代から使用していましたが、社長が言うように...。
服部:
Parallels Desktop for Mac Business Edition はちょっと気色が違いますが、Flextivity は "IT 部署もなく、Mac にも明るくない方が多い、主に Mac をビジネスで使用する中規模の会社" を対象としたソリューションなので、御社にはぴったりでしたね。
藤田様:
ああ、そうなんですね!こんな私でも管理者に!
服部:
ディフェンスプラットフォーム ホームエディションはどうですか?従来のアンチウイルスソフトとは違う技術なん・・
飯田社長:
これは凄い!Windows API を監視して、特定の動作以外は全部止めるんですよね?
服部:
はい、仰るとおりです(笑) 多分これが一番感銘を受けたのではないでしょうか?
飯田社長:
説明を聞いてすぐに "これは凄いぞ!" って感じましたね。だからこれも用意してくれという感じですぐに導入を決めました。しかも使ってみると非常に軽い。●●●● や ▲▲▲▲ ※2 を今まで使ってましたが、どれも非常に重い。仮想環境にはもってこいのソフトだと思います。こういうソフトを開発できる日本の企業はないんですかね?
※2 特定のアンチウイルスソフトの名称の為、伏せ字にいたします
服部:
社長、日本の企業ですよ(笑) 月島にあるハミングヘッズという会社が開発しています。
飯田社長:
え?!そうでしたっけ?日本の技術も捨てたもんじゃないですね。どうしても社内に 1 台は XP 環境が必要なのですが、XP でもこれを入れておけば安心です。
服部:
ちょっとお話を戻します。 導入当初は Flextivity や Parallels Desktop for Mac Business Edition について、藤田さんからのお助けコールが非常に多かった(笑) 先ほど「設定は簡単だった」とのお話でしたが、どこら辺で苦戦したんでしょうか?
藤田様:
実際に運用を始めてからですね。Flextivity に関してはファイアウォールの設定だったり、Parallels Desktop for Mac Business Edition に関しては、インストールされた(アクティベーションされた)Mac がなかなか Web の管理画面に反映されなかったりで、問い合わせをさせて頂きました。
服部:
そうでしたね。大きなトラブルではなかったと思いますが、ちょっとした "これは何だ?" といった疑問点だったかと思います。そういえば Mac で大量にマルウェアが検出されて「これはどうすればいいですか(泣)」というお問い合せも頂きましたね(笑) ※3
※3 Flextivity がマルウェアを検出した際には、自動的に安全領域に隔離されます
飯田社長:
まさか?!とは思いました。早めに何か対策をしておけばよかったと実感しましたね。
藤田様:
色々お世話になってしまいました... でも、誰に何を聞いて良いか分からないなかで、小さな疑問点でも最初から聞ける人が明確だったことは大変助かりました。
飯田社長:
今までうちは色々なソフトを導入してきました。それこそセキュリティソフトからなにやら色々です。ただ、どこも満足いくようなサポートを受けられなかったし、対応も遅い。藤田には「この人(服部)をしっかり押さえとけ!」「何かあればすぐ電話できるようにしとおけ!」と指示はしていました(笑)
服部:
そんな背景が(笑)
飯田社長:
先ほど "驚いた" というお話をしましたが、自社の環境や悩みをヒアリングした上で、最適であろうソリューションを提案できる製品群にまず驚かされました。そして、導入後も困ったことがあればすぐにサポートを受けれるという安心感。このようなサービスを提供してくれる会社はそうはいない。"今" のところは文句はないです(笑)
服部:
はは(笑) ありがとうございます。実は、弊社には製品だけを売る営業マンはいないんです。というか、営業マンという概念がありません。私もこうしてお客様先に出向く機会も多いのですが、社内に戻ればテクニカルサポートもしています。お客様にとって有意義な情報発信ができればと思ってサポートブログというものも担当しています。弊社は製品を売って「はい、終わり」ではないんですよね。個人のお客様もそうですが、特に法人様の場合、抱える課題や問題意識もバラバラです。色々なベンダーさまとのお付き合いの中で、お陰様で多種多様なソリューションをご提案できるようになっていますし、サポート体制も整っています。また何かあればご相談ください。
飯田社長:
はい、またちょこちょこお問い合せをさせて頂くとは思いますが、その際もよろしくお願いいたします。
服部:
はい、お任せください。本日はありがとうございました。
インタビュー後記(by 服部):
約 2 時間程のインタビューとなりました。ここには記載できない程のご意見やご感想を頂きました。製品についても、「もう少しここはこういう風だと分かりやすいね」という大変貴重なフォードバックも頂きました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。この度はご協力を頂きまして本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
株式会社エス・アイ・エス様は、百貨店のコスメなどの店舗で用いる LED メーカー 様です。顧客としてはナショナルブランドが多いようです。
上の写真は一見暗い場所で撮影された写真と感じてしまうかもしれませんが、実物は 1 秒も凝視できない程に発光されたの LED です。ハレーションしてしまいマニュアルでなければ露出が合わないようで、プロカメラマンさんも撮影するのに一苦労するようです。LED は熱を発しますが、LED の下には銅基板が設置されており、熱を上手く逃す効果もあるんだとか。当然消費電力も少ないです。株式会社エス・アイ・エス様は、百貨店のコスメなどの店舗で用いる LED メーカー 様です。顧客としてはナショナルブランドが多いようです。
そして最大の特徴は、すでに存在している行灯看板やチャンネル文字に対してモジュールを配灯するのではなく、LED(銅基板)自体を合わせる施工方法です。打ち合わせ時に設置したい箇所の寸法を測り、レーザー加工処理で寸法通りの形を制作し、いざ現場ではそれを当て嵌める。このような手順で数々の手間を簡素化しているようで、一度やり方さえ習えば誰でも設置工事は可能だとのこと。社長曰く、「うちのやり方(技術)はどこも真似できない」と仰ってました。大変技術力が高い会社様です。
- Tetsuya Hattori
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