2015年4月24日金曜日

導入事例 #150002: 株式会社エス・アイ・エス 様

■ 導入先: 株式会社エス・アイ・エス




■ 導入製品: Parallels Desktop for Mac Business Edition:10 ライセンス
        Flextivity Secure:14 ライセンス
        ディフェンスプラットフォーム ホームエディション:9 ライセンス
        TechTool Pro 8 10 ライセンスビジネスパック:1 ライセンス

■ 導入時期:   2015年 2月 2日

■ 導入インタビュー: 2015年 4月 17日

■ ユーザ様: 株式会社エス・アイ・エス:飯田社長
                    :藤田様




■ インタビュアー: act2 服部


服部:
社長、お久しぶりです。さて、本日は事例インタビューとしてお伺いさせて頂きました。御社の場合、弊社が取り扱いしている法人様向けのソリューション、仮想化・Mac and Windows 用のセキュリティ・メンテナンスツール、これら全てを導入頂いております。


飯田社長:
そうそう、お得意様です!


服部:
いやいや(笑) 最初は各製品のバージョンアップについてという感じでお問い合せを頂きましたね。


飯田社長:
そうでしたね。うちは Mac がメインなんですが、Windows 環境でしか動かないシミュレーションソフトがあるので、元々 Parallels Desktop を 8 本 Amazon で単体で購入していました。TechTool Pro も ver 5 を act2 さんから購入していたりなどしていたのですが、個別にバージョンアップなどをしていくのが面倒くさいという理由から相談させて頂いたのがきっかけでした。


服部:
お問い合せ頂いた後にすぐにコンタクトを取り訪問させて頂きましたね。最初に Parallels のお話を中心にさせて頂いた記憶があるのですが、色々お話をお伺いするとセキュリティに関しての問題意識や "何かしなければいけない" という危機感的なものが非常に強かったですね。


飯田社長:
今までは Mac に対して少なからず安全神話を抱いていたことは事実ですね。どこかで "Mac は大丈夫" という意識があったと思います。ノホホンとしていました(笑) ただ、最近非常にこの手のニュースが目立ってきた... 仕事で Mac を使う身としては "何か対策をしなければ" という危機感が日に日に増してきていました。


服部:
なるほど。社長の話を伺い、「こんな製品はどうですか?」という感じでご紹介させて頂いたのが Flextivity であり、仮想環境の Windows 用セキュリティ対策であるディフェンスプラットフォーム ホームエディションでした。


飯田社長:
はい、今の自社の悩みが解決できるかもしれないソリューションをぱっと紹介されましたね。正直驚きました。


服部:
今回、御社に Flextivity のご紹介をはじめ、単体の Parallels Desktop から Parallels Desktop for Mac Business Edition への切り替えをご提案した一番の理由としては、"管理の簡素化" という部分が非常に強かったんです。御社はこの赤坂のオフィスとは別に戸田に工場をお持ちです。お話を伺うと、Mac の台数やその使用者、インストールされているアプリケーションなどは全て社長の頭に入ってらっしゃった。ただ、それも完璧ではなかったですよね。


飯田社長:
人間ですから全ては把握できません...


服部:
Parallels Desktop がインストールされている Mac を確認した際も、FaceTime で戸田工場の方とやり取りをしていていましたね。「そっちは Mac 何台だっけ?」「Parallels を使っているのは誰だ?」的な感じで。私は 15 分〜 30 分くらいはそのやり取りを眺めていました (笑) 後日、藤田さんが Mac の全体台数からその使用者、Parallels がインストールされている Mac まで網羅できるエクセルシートを作成してくれましたね。


藤田様:
はいはい(笑)


服部:
でも、実際には多いんです。Windows が基板システムであれば、ガチガチに管理していたりとか専任の担当者・部署もあったりする会社さんも多いんですが、御社のように Mac がメインで中規模なところは、ちょっとお詳しい方に任せっきりという現実があります。


飯田社長:
そもそもうちには詳しい人間はいません。だから私がしょうがなくすべて管理していたんです。Flextivity や Parallels Desktop for Mac Business Edition の話を聞いていると、Web 上で管理画面もしっかり用意されている。 Flextivity に関してはセキュリティといった、今の悩みも解決できるかもしれない。これで管理面も含めて "余計な事は考えなくていいな!" と思いました(笑)


服部:
実際にこれらの製品を導入してみてどうでしたか?今の管理者は藤田さんですか?


藤田様:
はい、私です。Flextivity の設定は簡単でしたね。管理画面からインストールしたい Mac にインストーラのリンクをポイって送るだけですから。工場の方には「手が開いている時にメールリンクからインストールしてください」と事前に伝えていました。インストールされた Mac は管理画面に <新規> として追加されるので、後は <承認> ボタンをクリックするだけでした。忙しい時期でしたが、ほんの数ステップでインストールが完了できましたね 。※1

※1 導入時期、工場は八王子から戸田への移転準備等で非常にバタバタしていました





服部:
この Flextivity をはじめ、Parallels Desktop for Mac Business Edition でも、インストールされている Mac やライセンス使用状況を一括管理できるようになっています。かなり管理の手間は削減されたと思いますがどうですか?


藤田様:
一応管理は社長から任されていますが、私がやることとすれば、Flextivity や Parallels Desktop for Mac Business Edition の Web の管理画面を確認するだけです(笑)


服部:
ああ、なるほど。ソフトウェアが勝手にやってくれると(笑) でもその考えはあながち間違いではないですね。 そこが御社にお勧めした一番の理由ですから。失礼ですが、藤田さんは Mac に関しては明るい方ですか?


飯田社長:
いや、全然!特定のアプリケーションに対しては強いですが、後はさっぱり。


藤田様:
Mac は学生時代から使用していましたが、社長が言うように...。


服部:
Parallels Desktop for Mac Business Edition はちょっと気色が違いますが、Flextivity は "IT 部署もなく、Mac にも明るくない方が多い、主に Mac をビジネスで使用する中規模の会社" を対象としたソリューションなので、御社にはぴったりでしたね。


藤田様:
ああ、そうなんですね!こんな私でも管理者に!




服部:
ディフェンスプラットフォーム ホームエディションはどうですか?従来のアンチウイルスソフトとは違う技術なん・・


飯田社長:
これは凄い!Windows API を監視して、特定の動作以外は全部止めるんですよね?


服部:
はい、仰るとおりです(笑) 多分これが一番感銘を受けたのではないでしょうか?


飯田社長:
説明を聞いてすぐに "これは凄いぞ!" って感じましたね。だからこれも用意してくれという感じですぐに導入を決めました。しかも使ってみると非常に軽い。●●●● や ▲▲▲▲ ※2  を今まで使ってましたが、どれも非常に重い。仮想環境にはもってこいのソフトだと思います。こういうソフトを開発できる日本の企業はないんですかね?

※2 特定のアンチウイルスソフトの名称の為、伏せ字にいたします


服部:
社長、日本の企業ですよ(笑) 月島にあるハミングヘッズという会社が開発しています。


飯田社長:
え?!そうでしたっけ?日本の技術も捨てたもんじゃないですね。どうしても社内に 1 台は XP 環境が必要なのですが、XP でもこれを入れておけば安心です。


服部:
ちょっとお話を戻します。 導入当初は Flextivity や Parallels Desktop for Mac Business Edition について、藤田さんからのお助けコールが非常に多かった(笑) 先ほど「設定は簡単だった」とのお話でしたが、どこら辺で苦戦したんでしょうか?


藤田様:
実際に運用を始めてからですね。Flextivity に関してはファイアウォールの設定だったり、Parallels Desktop for Mac Business Edition に関しては、インストールされた(アクティベーションされた)Mac がなかなか Web の管理画面に反映されなかったりで、問い合わせをさせて頂きました。


服部:
そうでしたね。大きなトラブルではなかったと思いますが、ちょっとした "これは何だ?" といった疑問点だったかと思います。そういえば Mac で大量にマルウェアが検出されて「これはどうすればいいですか(泣)」というお問い合せも頂きましたね(笑) ※3

※3 Flextivity がマルウェアを検出した際には、自動的に安全領域に隔離されます


飯田社長:
まさか?!とは思いました。早めに何か対策をしておけばよかったと実感しましたね。


藤田様:
色々お世話になってしまいました... でも、誰に何を聞いて良いか分からないなかで、小さな疑問点でも最初から聞ける人が明確だったことは大変助かりました。


飯田社長:
今までうちは色々なソフトを導入してきました。それこそセキュリティソフトからなにやら色々です。ただ、どこも満足いくようなサポートを受けられなかったし、対応も遅い。藤田には「この人(服部)をしっかり押さえとけ!」「何かあればすぐ電話できるようにしとおけ!」と指示はしていました(笑)


服部:
そんな背景が(笑)


飯田社長:
先ほど "驚いた" というお話をしましたが、自社の環境や悩みをヒアリングした上で、最適であろうソリューションを提案できる製品群にまず驚かされました。そして、導入後も困ったことがあればすぐにサポートを受けれるという安心感。このようなサービスを提供してくれる会社はそうはいない。"今" のところは文句はないです(笑)




服部:
はは(笑) ありがとうございます。実は、弊社には製品だけを売る営業マンはいないんです。というか、営業マンという概念がありません。私もこうしてお客様先に出向く機会も多いのですが、社内に戻ればテクニカルサポートもしています。お客様にとって有意義な情報発信ができればと思ってサポートブログというものも担当しています。弊社は製品を売って「はい、終わり」ではないんですよね。個人のお客様もそうですが、特に法人様の場合、抱える課題や問題意識もバラバラです。色々なベンダーさまとのお付き合いの中で、お陰様で多種多様なソリューションをご提案できるようになっていますし、サポート体制も整っています。また何かあればご相談ください。


飯田社長:
はい、またちょこちょこお問い合せをさせて頂くとは思いますが、その際もよろしくお願いいたします。


服部:
はい、お任せください。本日はありがとうございました。


インタビュー後記(by 服部):
約 2 時間程のインタビューとなりました。ここには記載できない程のご意見やご感想を頂きました。製品についても、「もう少しここはこういう風だと分かりやすいね」という大変貴重なフォードバックも頂きました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。この度はご協力を頂きまして本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。


株式会社エス・アイ・エス様は、百貨店のコスメなどの店舗で用いる LED メーカー 様です。顧客としてはナショナルブランドが多いようです。


上の写真は一見暗い場所で撮影された写真と感じてしまうかもしれませんが、実物は 1 秒も凝視できない程に発光されたの LED です。ハレーションしてしまいマニュアルでなければ露出が合わないようで、プロカメラマンさんも撮影するのに一苦労するようです。LED は熱を発しますが、LED の下には銅基板が設置されており、熱を上手く逃す効果もあるんだとか。当然消費電力も少ないです。

そして最大の特徴は、すでに存在している行灯看板やチャンネル文字に対してモジュールを配灯するのではなく、LED(銅基板)自体を合わせる施工方法です。打ち合わせ時に設置したい箇所の寸法を測り、レーザー加工処理で寸法通りの形を制作し、いざ現場ではそれを当て嵌める。このような手順で数々の手間を簡素化しているようで、一度やり方さえ習えば誰でも設置工事は可能だとのこと。社長曰く、「うちのやり方(技術)はどこも真似できない」と仰ってました。大変技術力が高い会社様です。




- Tetsuya Hattori

リンク:
株式会社エス・アイ・エス

Parallels Desktop for Mac Business Edition

Flextivity

ディフェンスプラットフォーム

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2015年1月7日水曜日

DeP 導入事例 #150001: 新宿まいんずたわーメンタルクリニック 様



■ 導入数: 10 ライセンス(第一期導入)

■ 導入インタビュー: 2015年 1月 6日



■ インタビュアー: act2 加藤(act2 代表者)


加藤:
先生のところでも iPad が業務に使われてきましたね。


仮屋:
そうなんですよ。やはり使い勝手が良いのと、いろいろすぐに役立つアプリがあるので、スタッフもどんどん使っています。


加藤:
基幹システムはどうなんでしょうか? iOS デバイスの採用にともなってシステムも Apple コンピュータに替えるとか...


仮屋:
それは、難しいですね… なぜかと言うと、業務用のソフトウェアは Windows 用しかありませんから。レセプトの管理から始まって、患者さんのデータ管理まで、さまざまな業務のアプリケーションが必要ですが、全て Windows で開発されて ハードウェア類もすべて指定のものなので。マシンを高速なものに替えることもままなりません。




加藤:
やはりそうですよね。仕事で使うソフトウェアはちゃんと動くことが最優先ですから、OS がどうのとかいう議論は二の次ですよね。私もそのまま Windows で運用されていくことに賛成です。
ただ、一つだけ気になることがありまして、それは、セキュリティについてなのですが。


仮屋:
そうですね。Windows はウイルスも多いし、不正アクセスも気になりますし、そこだけがネックですね。患者さんの情報が漏洩したりしたらたいへんな問題です。

もちろんある程度のセキュリティ対策はしていますが、昨今の情報漏洩事件のニュースを見るたびに、ちょっと不安になりますよね。一部上場の大企業さんのように専任のエンジニアがいればよいのでしょうけれど、一般的には、専任者をおく余裕はないのではないでしょうか?みなさん、セキュリティはどうされているんでしょう?そこがぜひ伺いたいところです。


加藤:
実は、私は、今日はセールスに来ているんです。 (^^ その答えを持って。


で、今日のこの会話を事例インタビューとして紹介させて頂きたいんです。


仮屋:
なるほど。それは話が早い。(^^


加藤:
「デップ… ジョニー・デップの “デップ” 」という通称の製品です。
まだ一般にはあまり知られていないのですが、これは知る人ぞ知る最先端で、すでに国内の各省庁や大企業で多数採用されている技術なんです。



仮屋:
ほー、そういうものがあるんですか...
で、それが我々にどうメリットがあるんですか?私に勧めに来たということは何かちゃんと筋の通った理由があるんでしょ?


加藤:
ええ。そうです。先生の病院にこれをお勧めする理由は3つあります。

1)従来のウイルス定義ファイルを使うブラックリスト型と違って、ホワイトリスト方式と言って、あらかじめ許可した動き以外は、例えそれがウイルスや不正アクセスでなくても、全てシャットアウトします。これが省庁や大企業で採用されている一番の理由です。個人の PC と違って仕事で使っている PC ですから、動くべきソフトウェアプログラムは決まっていますよね?それ以外は何であれ不要のはずです。ウイルスでもゲームソフトでも、SNS ツールでも。

2)専任のエンジニアが不要です。(必要でしたら定期的に act2 訪問サービスを用意しています)

3)圧倒的に低コストです。PC 1台あたり年間 2千円(税別)の使用料だけです。今、ウイルス定義ファイルの更新料に年間いくら支払われていますか?それよりずっと安いですよね。


仮屋:
なるほど… これは説得力のある話ですね… しかし、なぜ他にはこうした製品が、それこそ、ウイルス対策ソフトのように、たくさん存在しないのですか?


加藤:
鋭いご質問です。そもそもウイルス対策においてホワイトリスト方式は困難で現実的ではない、というのが通説でした。

アプリケーション・ソフトウェア(業務ソフトウェア)のレベルならば、ホワイトリストを作成することはそれほど難しいことではありません。しかし、対象がウイルスになった場合、それらは極めて巧妙な手口で OS 自体のセキュリティ・ホールを突いてきます。

どうしたらそれを食い止めることができるか?問題はここです。その答えは、OS の API(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)の次元で止めるしかないのです。どんなウイルスも、不正アクセスも、最後は OS の API を Call(使用)します。ですからAPI の動きを完璧にチェックすることができれば、どんな悪意のあるプログラムも動作を止めることができるわけです。つまり、API レベルでのホワイトリストがあれば実現できるのです。

しかし、その数は 30万個を超え、気が遠くなる作業です。これをやり遂げた会社は実は日本の会社で、都内の中央区にあるハミングヘッズ株式会社という会社です。最初のホワイトリストを作るのに10年以上かかったとのことでした。現在は完全自動化されているため、当時ほどの苦労はもうないとのことでした。

ちなみに、現在、存在するコンピュータウイルスは 5億 6千万個以上と言われています。そんな途方もない数の「悪者リスト」を持って、いちいちチェックすることがどれだけマシンに負荷をかけ、しかも定義ファイルができる前段階ではスルーパスしてしまうのですから、その方法は、コンピュータウイルスが出始めてまだ数も少ないころに有効だった方式ですよね。

しかし、ハミングヘッズ社がとった戦略は、短期決戦型の欧米企業では、プロジェクトとして、まず GO サインが出ないでしょう。そんな気が遠くなるような話は。それでも、昨年、米国の某超大手のセキュリティベンダーの重役が NewsWeek 誌において、「もうこれまでのセキュリティ対策方式では無理だ」というコメントを出しました。たぶんそれは、今も多くのユーザが使っているウイルス定義ファイルを使うブラックリスト型のことを言っていたのではないでしょうか。しかしその後ホワイトリスト型を開発したという話は聞こえてきません。


仮屋:
なるほど… しかし、そんなすばらしいものなら欧米の市場も放っておかないのではないですか?欧米でも採用が進んでいるのですか?


加藤:
2014 年夏に、まず、米国でデビューしました。ネーミングのエピソードがおもしろいのですが、Defense Platform という名称が許可されなかったそうです。それで、漢字ブームにあやかって「忍」… しのび = Shinobi、という名前でデビューしました。名前が受けたのはもちろんですが、なにしろ、そのコンセプトと実力、さらには日本でのそうそうたる実績が激賞されて、現在着実に受け入れられつつあります。欧米のユーザは日本と比べると、とても合理的で、それが良いと判断すれば、ネームバリューだとかブランド力だとかは関係なく採用してくれますから、日本より楽だ、とのことです。(^^

さらに、2015 年からは欧州市場に進出します。


仮屋:
なるほど、よくわかりました。さっそく導入しましょう。もう決めました。
いやぁ、とても安心できそうです。ご指摘の通り、院内の PC で行う処理は決まっていますから。それに、患者さんのデータが漏洩でもしたらアウトですからね。

でも、例えば、去年起きた大事故、携帯電話をサーバの USB 端子につないだら顧客データをコピーできてしまった、という事件がありましたが、ああいうのはどうなんですか?


加藤:
たいへんな事件でしたよね… SE のみなさんも、まさかそんなことは想定されていなかったのでしょう。しかし、あの事件がまさにブラックリスト方式の限界を示していますよね。想定外のことには対処できない、という。

DeP は、実は、同社の SeP(セキュリティプラットフォーム)という大組織向けのシステムと同じ技術を使っているのですが、もし SeP が導入されていたら、あの事故は起きなかったはずです。私もそれは気になって、同社の開発マネージャに確認しました。
DeP でもそこまで対処できるかどうかは現在検証しているところですので追ってご報告させていただきます。(※→最後尾に記載)

いずれにしても、IT セキュリティのあり方が変わった、と言っても過言ではないと思います。もはや「悪者リスト、つまりウイルス定義ファイルや悪意のある行為リスト」の時代ではなくなったということです。一般社会の他のシステムのように、例えば、会社の受付や電話帳のように、「受け入れて良い人や行為のリスト、つまりホワイトリスト」で監視・管理する。本来の姿に、 IT セキュリティも辿り着いたということではないでしょうか。

まだまだ補足説明させて頂きたいことはあるのですが、例えば、ウイルスの駆除についてなど。でも今日はこのへんで。(^^


仮屋:
よくわかりました。ここまで説明されると、導入を拒む理由がみつかりません。 (^^
安心代としては安すぎるくらいですよ。


加藤:
そうですよね。じゃ、今日はとりあえず、現場の PC 10 台ほどにインストールしておきますから、スタッフの皆さんのご意見も聞いてみてください。




1か月後に様子を見に伺いますね。
それでは。
今日はご多忙のところ、貴重なお時間を頂戴し、どうもありがとうございました。
それどころか、即決して頂いて、誠にありがとうございました!



インタビュー後記(by 加藤):
「売り込みに行かせてください!」と言ってはあったものの、こんなにあっさり OK が出るとは、少々拍子抜けした感じでしたが、それだけ DeP が優れているという証拠なのでしょう。
新宿まいんずたわーメンタルクリニックの院長、仮屋先生は、NHK で昨今のメンタルクリニック事情の特別番組を組まれるほどの業界の権威のようなドクターです。しかしその素顔はとても柔和で、その人柄で患者さんが集まってくるのではないか、と思ってしまいます。
一方で、TMS などの最先端の機器を導入するなど、実にチャレンジングで行動力抜群の先生です。だから話が早かったのかもしれません。


場所は新宿駅からすぐですので、特に鬱病だとかいうわけでなくても、メンタルな相談にのってもらえますから、疲れた現代のみなさんもぜひ気軽に訪問されてはいかがでしょうか。(要予約)詳細は同院の下記リンクからご覧になってください。


2015/1/6
- MikiyaKato


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※の件について:
このようなケースは DeP では不可能で、しかしエンタープライズ向けの SeP(セキュリティプラットフォーム)であれば確実に防げる、という技術サイドからの回答を得ています。